ちょっと過ぎてしまいましたが、8月8日は…
たこ焼きの日
そろばんの日
チャーハンの日
プチプチ(緩衝材)の日
そして…鍵盤の日‼
そうです、ピアノの鍵盤は、88鍵ですね。
人間の耳が音の高さを判別できる限界の音域がこの辺りということです。
ですが、92鍵や97鍵のピアノも、オーストリアのベーゼンドルファー社で製作されています。 こちらはコンサート用のピアノで、拡張された低音域の弦や響板が共鳴することで、豊かな響きを生み出しています。
これらの鍵盤は、演奏者が間違えないようにすべて黒く塗られています。
では、なぜ白黒なのでしょう?
ピアノの祖先のクラヴィコードやチェンバロは、白黒が今と逆でした。
黒い鍵盤は、演奏者の手を美しく見せてくれる、とのことです。
黒は黒檀、白は象牙が使われていましたが、18世紀後半になると、上流階級の間では、見た目が美しく高価な象牙を多用した鍵盤が好まれ、現在の配列となったようです。
現在では大変貴重な象牙&黒檀鍵盤ですが、指なじみがとてもよく、汗を吸ってくれるので滑りにくいです。
コンサートピアノで時々出会うと、テンションが上がり↑、うまく弾けそうな気がして安心します💗
話は少し変わりますが、大学時代の友人は、練習しすぎて鍵盤に血がにじんだことがあるそうです。当時、そんなことはドラマの世界だけだと思っていた私はとても驚いたのですが、ピアノあるある、だったようです。
未だ血が滲んだことといえば、グリッサンドした時だけの私…いつか、ドラマのようなことが自分にも起こるのでしょうか。