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レッスン 発表会

上手に弾きたい ではなく 自分らしく!

上手に弾きたい‼

レッスンや発表会などでピアノを弾く時、↑こんな風に思っている方もいらっしゃると思います。 私も以前はそうでした。

目標や上達への気持ちがあるから練習し、成長できるのですが 、

今は、いつも通りに弾けますように…と思っています。

レッスン生の方にも、

いつも通り、自分らしく、楽しんで

とお伝えします。

考えてみれば、緊張した状態で、上手に、間違えないように‼ と大きなプレッシャーを自分にかけては、心も身体も萎縮してしまいますね。

緊張して体が固くなると、思うように身体をコントロールできずに、練習では弾けていたところもうまくいかなくなったりします。

ミスタッチせずに、とか、思い描いている通りに完璧に、とか…練習で出来なかったことや成功率の低かったことが本番でできるのは、奇跡的なことだと思いませんか?

奇跡は、なかなか起こらないから、奇跡なので…

もちろん、ミスなく、イメージした音に近づけるように練習するのですが、本番ではそのような奇跡を願ったり、部分的なことを気にするよりも、自分の音楽を共有できる喜びを味わえたら素敵ですね。

緊張はするもの。緊張も受け入れながら、本番を楽しみたいな、と思っています。

先日の発表会、ステージを終えた時の演奏者の晴れやかな表情は、とても眩しく、輝いていました。