先日、多くの方々のご協力のもと、初のオンライン発表会を終えることができました。
事前に茅ケ崎市内のホールで収録した演奏を、後日Zoomで共有するスタイルで行いました。
収録日には、お客様のいらっしゃらない2年ぶりのステージを、ご家族の方が、録画しながら見守ってくださいました。後日、弾いたときの感想や練習の様子などを演奏者とご家族の方にインタビューしながら、演奏を共有しました。
レッスン生ご自身もご家族の皆様も、いつもと違ったスタイルに、いろいろなことを感じたことでしょう。
私も、いつもなら舞台袖から見守る本番を客席で聴き、自分の音楽をひたむきに表現する演奏者の姿と、そこから生みだされる1音1音に、様々な感情がこみあげました。
豊かな響きのホールで、演奏者の息遣いをも感じながら、お客様にお聴きいただけなかったこと、お客様が創り出してくださる緊張感と温かな雰囲気の中で演奏できなかったことは残念ですが、おひとりおひとりが音と真剣に向き合い、心に響く音楽をオンラインで共有できたことには、大きな意義があると信じています。演奏後に、仲間が画面上で送ってくれた笑顔と拍手は、これからの励みとなることでしょう。
さて、来春は、お客様をお招きしての通常開催! を目標に進んで参ります。
今回は残念ながら都合で参加できなかった方々からも、次は出たい!と伺いました。そのお気持ちを、本当に嬉しく思います。
ご家族の皆様からの温かなお言葉にも、救われました。 自分のお子様だけでなく、教室の仲間の演奏に耳を傾けて応援して下さる雰囲気が、おひとりおひとりの演奏を高めているのだと、感謝しております。