曲が終わったと思ったら まだ続きが~
失敗しない拍手のタイミングとは…
演奏者が席を立ってから
これが一番確実です。
奏者が手を膝にのせた(指揮者が指揮棒を下した)ので拍手をしたら、また演奏が始まった、ということや、余韻が残っているのに拍手にかき消されてしまった、といったフライング拍手。
曲名が1曲しか書いていなくても、3楽章まであった、とか、 次の曲と2曲続けて演奏したい といったケースもあります。 フライングは、演奏者の気持ちを乱してしまったり、余韻に浸る会場の雰囲気を壊してしまう事になります。
ひとりの方が曲間で拍手をし、それにつられてパラパラと拍手雪崩が起きたり、居眠りをしていた聴衆が目を覚ましたら音が聴こえなかったので慌てて拍手したら、ただの休符だった、といった笑えない話も…
演奏者が椅子から立つタイミング、(ヴァイオリンなど立って演奏しているならお辞儀で頭を下げる時)からなら失敗しません。
拍手やスタンディングオベーション(立ち上がって拍手を送ること)は、聞き手の思いを奏者に伝える大切なコミュニケーションツールですので、逆効果にならないよう気をつけたいものです。
コンサートのお作法 香水&物音編はこちらです↓