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その他 レッスン

練習のお悩み~間違いが直らない?!~

注意の書き込みだらけで、楽譜が🌈虹色…そんな時には

何に注意を向ければよいのかを確認したら
その前後をゆっくりと、1音ずつ弾きながら確認できる速さ で弾きます。(音の間違いやフレーズなどは、歌いながら弾くのもおすすめです)
正しく弾けたら、もう1度繰り返してみましょう。

小さい方にはご家族の方にレッスン内容をお知らせしていますので、部分練習の前に、ご一緒に楽譜を見ながらポイントを確認すると効果的です。

定着させるためには、正しく繰り返すことが必要です。

のりこピアノ教室 では、幼児~小学生の中級くらいまでのレッスンで、楽譜に注意を記入するために色鉛筆を使っています。
毎回、その週の注意がわかるように5~6色を用意しています。

音やリズムのミスに〇をつけたり、息継ぎやスラーを書き足したり…様々ですが、注意が重なると、楽譜にはとってもきれいな🌈虹が…

そう、…注意が定着していないのです💦

例えば、レッスンで音を間違えて弾いている場合、その音を丸で囲みます。その時に弾いてもらうと当然正しく弾けるのですが、次のレッスンではまた元通り…形態安定シャツ状態です。そしてまた注意をして同じところに〇をつけて…また違っているからまた〇、そして今度は音の名前も書きこんでもらい…と注意が重なっていくととてもきれいな🌈色の注意ポイントが‼ かなり目立ちます。

これは掛け算の九九に例えるなら、3×3=11 などと誤って覚えているのと同じで、間違って覚えてしまってはどれだけ時間をかけて勉強しようとも永遠に0点ですよね💦
逆に、時間をかければかけるほど間違った記憶が定着してしまいます。そして、楽譜の書き込みに注意を向けずに弾けば弾くほど覚えてしまうので、楽譜を見る機会は更に少なくなり、永遠に負のスパイラルから抜け出せなくなります…

間違いに気づいたら(指摘されたら)、その日のうちに(遅くとも翌日には)見直すことを忘れずに! そして、毎回楽譜を確認しながらその部分の少し前から弾くこと。 時間がたってしまうと記憶も曖昧になります。(それでも気づくように楽譜に書き込みをしているのですが…)


”鉄は熱いうちに打て” ー虹色楽譜にならないように、最初の譜読みからできる限り間違いなく弾くことを目指し、自分で意識して指をコントロールできる速さで練習しましょう。

練習の仕方を少し変えるだけで、ぐ~んと効率的に上達できますよ!
頑張っているのに合格できない、練習の仕方がわからない…といった悩みをお持ちの方は、おひとりで考えずに先生に相談してみてくださいね。
私も全力で、サポートします‼