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さくらの木のように ~ピアノへの想い~

この春、新たな一歩を踏み出した皆様、おめでとうございます。
たくさんの素敵な出会いがありますように…

茅ヶ崎市内の小学校の入学式はあいにくのお天気でしたが、
その翌日からは、登校する生徒さんや桜の花に穏やかな陽ざしが降り注いでいます✨

私は桜を目にすると心がほわっっと柔らかくなるのですが、生涯に渡って続くピアノとのかかわりは、さくらの木のようだな~と思っています🌸

植えられたときには小さいさくらの苗木も、根をおろし年輪を重ねて幹も太くなってゆきます。
皆さんのピアノも初めは小さな音楽だけれど、人生での様々な経験を養分にして、一生涯にわたって音楽的に成長してゆきます🎵

そして、暑い日、寒い日、嵐の日もあり、いい日ばかりではないけれど、さくらの木は毎年春になると花を咲かせて私たちを楽しませてくれます。春だけでなく、夏には木陰となり涼やかな風を送り、秋には鮮やかな紅葉でまた私たちを魅了し、冬には、次のシーズンに向かってじっと栄養を蓄えています。

皆様の演奏する1曲も、弾き手自身だけでなく聴く人を幸せにしたり、癒してくれます。音楽は心を温めたり、エールを送ったり、慰めたり、私たちの心に寄り沿ってくれますね。

おひとりおひとりの人生がより豊かなものとなりますよう願いを込めて、皆様のピアノの木を大切に育てるお手伝いができたら嬉しいです。